こっちの「山下」うどんもインパクト大 ＠山下（高松市国分寺町）
山下
「山下」という店名のうどん屋は、「さぬきうどん全店制覇攻略本」によれば３店舗ほどある。
坂出市にある「山下」
善通寺市にある「山下」
高松市にある「山下」
坂出にある「山下」は、the製麺所スタイルなうどん店で、芝海老のかきあげが有名。
揚げ物担当のおばあちゃんがひたすら天ぷらをあげている姿が印象的なお店だ。
ぶっかけうどん発祥の地とも言われている。
ちなみに「○○うどん」発祥の地は、香川県のいろいろな店で言われているが、真偽のほどは定かではない・・・
高松市にある「山下」は、３つの「山下」のなかで最も目立たない存在かもしれない。
他の２つの山下は、メジャー観光ガイドブックには必ずと行っていいほど載っているが、この山下は掲載されているのをみたことがない。
観光客が訪れない、地元密着のお店のようだ。
お昼すぎの時間に訪問。
店主が一人できりもりしているお店のようだ。
かけうどんを注文すると、「そのままですか、温めますか」と聞かれる。
水で締めた麺を、温かいかけうどん用にお湯であたためるか、そのままだすか聞かれているのだ。
冷たいダシで食べようと思っていたので「そのまま」で注文。
小で２２０円。
かき揚げ１００円もピックアップ。
ダシは、温かいのと冷たいの２つある。
温かいダシをかけたら、「かけそのまま」になり、冷たいだしをかけると「ひやかけ」になる。
冷たいだしは、ぶっかけ用とひやかけ用を兼ねているみたいだ。
麺はみるからにピチピチ。
適度に水気があって光っている、シメたての麺に運良くあたったかも。
冷たいだしをかけて食べる。
麺、すごいコシ！！
これはインパクトがある。
伸びはほとんどなくて、ガシッと噛みごたえがある。
固いコシ、こういうのを田舎麺というのだろう。
噛み切るとぶつっとした食感、そして麺のうまみが広がる。
くせになりそうな食感。
ダシは塩気がやや強め。
しかし、魚介のうまみがガツンと効いている好きなタイプ。
この麺にこのダシはかなり合う。
美味しくてどんどんと食べ進む。
途中かき揚げを投入してダシにうまみを追加。
大将は常連さんと体調について雑談してる。
いい雰囲気のお店だ。
食後ももちろんセルフで片付け
どこに返却するのかちょっと迷ったが、店内から入り口に向かって右側に流しがあり、そこに置くようだ。
器とわりばし、お盆などを分別して片付けるタイプ。
印象的な剛麺のお店であった。
またあの歯応えが味わいたくなりそう・・
ごちそうさまでした。
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