甘ダシとワサビでまるで「ざるそば」な明うどん @とらや
とらや
店内は、コの字型のカウンターになっており、中で店員さんがこまごまと動いてくれる一般店。
飯山の上田うどんと同じレイアウト、室内の広さは上田うどんの方が圧倒的に広いけど。
このお店は、「明うどん」と「カレーうどん」が美味しいことで有名。
店内にはカレーのいい匂いが漂っている。
どちらにしようか迷ったものの、「明うどん小」350円にする。
明うどんというのは、いわゆる「ぶっかけうどん」のこと。
冷たい麺に、濃いめのぶっかけだしを混ぜて食べる。
明うどんの特徴は、わさびを入れて食べるのが前提となっていること。
どんな味なのか楽しみだ。
お昼時だったので、ほぼ満席状態の店内。
店員さんは、見る限りご高齢の大将とその奥さんと思われる女性のみ。
かなり忙しく動いていたが、なかなかお客さんをさばくのが大変そうだ。
ガラスのショーケースに揚げてある天ぷらも若干あるので、待っている間につまむこともできる。
10分ほどして、明うどん到着。
見た目は、シンブルなぶっかけうどん。
麺の上に刻んだノリがかかっている。
まずは麺だけ食べてみる。
かなりの細麺、しかし、しっかりとしたエッジが立っている。
弾力系のコシ、むちむちとした噛みごたえがある。
ダシは、真っ黒なカツオ系のダシ。
かなり甘めの味付け、これはワサビを入れてちょうどよくなるように計算しているはず。
麺とダシを味見したら、いよいよワサビを投入。
そして全体を混ぜていただく。
思ったとおり、甘めのダシがワサビのおかげで、しまった味になり、全体をまとめている。
このダシとワサビ、そして刻み海苔の風味、どこかで食べたことがある・・・
と思ったらそれは「ざるそば」だ。
ざるそばとほとんど同じ味、ざるそばのうどんバージョンである。
ざるそばのうどんバージョンと言うと「ざるうどん」ではないか、と言われそうだが、ワサビとノリの風味そしてダシの味からして「ざるうどん」とはちょっと違うのだ。
ワサビの風味で舌が刺激され、食欲が増す感じ。
暑くて食欲がなくなったときにいいかもしれない。
ということで、ワサビの風味を味わいながら食べているうちに完食。
甘めのダシは好みが分かれるかもしれないが、好きな人はくせになる味。
ところでなぜ「明うどん」なのか、そのネーミングのなぞは解けなかった。
おそらく店主の下の名前が「明(あきら)」だからだと思うが 笑
次回の課題としよう。
ごちそうさまでした!
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