弁護士間川清のめざせ!さぬきうどん全店制覇!!

香川県在住の弁護士間川清が、県内さぬきうどんの食べ歩き記録や、好きなこと、考えていることなどを書くブログ

アンデス原産の芋「ヤーコン」入りうどんの味とは? @かりん亭

かりん亭

 

香川県満濃池(まんのういけ)という大きな溜池があります。

かの「空海」が、改修作業にあたったともいわれる香川県が誇る観光スポットの一つです。


その満濃池のほとりにあるのが今回訪問した「かりん亭」さんになります。

ちなみに「かりん」は10月頃に果実をつけるバラ科の樹木です。

まんのう町ではこの「かりん」がよく採れるらしく、町のシンボル的存在として橋の欄干のオブジェや道路にある看板などにイラストが書かれていたりします。

 

「かりん亭」さんは、満濃池のほとりにあるとても落ち着いた雰囲気のお店。

満濃池を散策した後の休憩などに利用するとよさそうです。

店内は座敷席も多くゆったりできます。


こちらのうどん店のおすすめメニューは「ヤーコン」入りうどん。

「ヤーコン」とは聞き慣れない食材名ですが、調べたところ芋の一種のようです。


ヤーコンは中南米アンデス原産の野菜で、キク科の根菜。

実際お店の前に、ヤーコンの鉢植えがありました。

草丈は1メートル位、正直そのへんに生えていたらただの雑草と間違えるでしょう 笑。

 

なぜここでヤーコンがおすすめされているのか疑問でしたが、調べたところ香川県は北海道に次いでヤーコンの生産量が多い場所なんだそうです。

マイナーな野菜なので、そもそも育てている地域が限られていそうですが、香川ではヤーコンを積極的に栽培していたのですね・・全く知りませんでした。

 

そんなヤーコンですが、お店にあった張り紙によると以下のような特徴があるそうです。


1 ダイエット効果がある

2 お腹の調子がよくなる

3 血液や血行を正常に保つ

4 虫歯になりにくい


・・・お芋なので、「お腹の調子がよくなる」はわかりますが、他については正直「本当か?」という印象です 笑。

とくに「虫歯になりにくい」って、お芋にそんな効能があるなんて初耳です。

 

とにかく、ヤーコンが素晴らしい野菜であることはわかりました。


それでは味の方はどうなのか、食べていきたいと思います。


ヤーコン入うどんは色々と種類がありますが、シンプルに


ヤーコンかけうどん(冷)300円


を注文してみました。

 

一般店なので、提供されるのを待ちます。

冷たい麺だからかすぐにでてきました。

 


ヤーコン入の麺は、若干緑がかった色をしています。

臭いをかいでみましたが、とくにありません。

麺だけいただきます。


典型的な田舎面で、噛むとブツブツとちぎれます。

伸びはありません、そもそもこういう麺なのか、ヤーコンの影響なのかは不明ですが、歯切れがいいです。

麺自体が手打ち手切りであることがわかる麺で、旨味がしっかりとあります。

ヤーコンの有無に関係なく美味しい麺です。

ヤーコンの味はどうか?といわれても普通に食べている分にはあまり感じません。

しかし、頭のなかで「ヤーコンの味はどれだ?」と考えながら食べると、わずかに香りがあるのがわかります。

一番近いのはヨモギですね、かすかにヨモギの葉っぱの香りがあります。

調べたところやはりヨモギもキク科の植物、同じ香りなのは当然なのかもしれません。

かすかな風味なので、苦手な人でも平気だと思います。

 

おダシはやや甘めの味付け。

大きな特徴はないですが、麺にあっています。


具材としてかまぼこ2切れが入っているのはうれしいところ。

一般店なので、ネギのセルフトッピングなどはありません。

 

ということで完食。

未知の野菜ヤーコン入うどんでしたが、とても美味しく食べることができました。

ヨモギのような爽やかな香りがほのかにあるので、どんな食べ方でも美味しいでしょうね。

香りをしっかりと味わいたいならざるうどんがベストかもしれません。

ごちそうさまでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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