カレタマ一本勝負のお店にはコダワリがいっぱい @カレタマ
カレタマ
丸亀市飯山に約1年ほど前にオープンしたお店「カレタマ」。
「カレタマ」は県内最大規模のうどんチェーン店「こだわり麺や」さんが運営するお店。
「こだわり麺や」とは別ブランドとして出店しているみたい。
郷東町にもカレタマを出す「こだわり麺や」があったものの、そちらは通常メニュー+カレタマを出すお店。
それに対してこちらのカレタマは、カレタマ専門のお店で、他のうどんメニューは扱っていない。
カレタマに特化して、他のメニューを切り捨てたのは思い切った決断。
それはそれで戦略としては面白いものの、どこまで受け入れられているかはわからない。
ちなみに、私の後にきたお客さんは、カレタマ専門のお店だとは知らずに、通常のかけうどんなどを注文しようとしてた。
う〜ん知名度が上がるまでは、通常メニューを望むお客さんを取りこぼしてしまうのはやむを得ないところなのかも。
店内にはいるとすぐにレジがあり、注文するものを決めてお会計。
なので、お店に入る前にメニューは決めておくべき。
基本的に、カレタマ+トッピングというメニュー構成。
ベーシックなカレタマ並は390円だが、トッピングを1つでもするとそれなりのお値段になる。
セルフでとる天ぷらのようなものはおいていない。
カレタマ並390円にする。
辛さを選べるが、真ん中の中辛にする。
注文後は着席し、番号が呼ばれるのをまつ。
番号が呼ばれたら提供口まで取りに行く。
水はセルフ。
全体のシステム的にはセルフと言うべきか。
店内は開業して1年の新店ということもありとても清潔。
そしてちょっとオシャレ。
パフェやプリン、スムージーと行った女子受けしそうなメニューも充実している。
このお店は女性がメインターゲットなのだろうか。
カフェとして利用することもできそうだ(うどん店をカフェとして利用する人がどれほどいるのかは別として・・)。
5分ほどして番号が呼ばれる。
カレーとフワタマがキレイに盛り付けられている。
玉子の黄色がカレーに映えてなかなかいいビジュアル。
インスタばえしそうである。
まずは玉子。
見た目のとおりフワフワ、味付けは控えめだが食感もよくおいしい。
カレーは、ややとろみがあるタイプ。
中辛だが当然だが、辛すぎず甘すぎずの味。
辛さに強い人にとっては物足りないかも。
麺。
こちらの麺は、なんとイリコを練り込んだ特製の麺だという。
カレーが付いているので麺だけの味をみることはできなかったが、噛むとたしかにイリコの風味がする。
形状は平たく、きしめんのような形。
しかし、しっかりもちもち感とコシが感じられる。
麺のうまみもよく、美味しい麺だ。
生パスタのようなイメージでもある。
この麺、カレーが飛び散らないように、通常の麺より短くしてあるらしい。
カレーうどんへのこだわりを感じる。
カレーと玉子を一緒に食べると、なるほどカレーの味がマイルドかつコク深くなりとても美味しい。
カレーも玉子も好きな人が多いであろうから、万人に受ける味。
卓上には、トッピング用の容器が3つ置いてある。
ラベルには、「魚粉1」「魚粉2」「ラー油」と書いてある。
まずは魚粉1からカレたまに加えて食べるといいらしい。
「魚粉1」はイリコの粉。
スプーン2杯ほど加えるとコクが増す。
カレーなのであまり味に変化はないと思ったが、かなり風味が変わる。
「魚粉2」は鰹節の粉のようだ。
やはり風味がよくなるが、イリコよりは存在感が薄いかもしれない。
最後に「ラー油」。
底の方に、具材的なものが入っている。
底に溜まった何かをスプーンですくっていれる。
かなり香ばしさが増す。そんなに辛さはない。
香ばしさアップのトッピングとして考えるべき。
3つのトッピングをしたら、残ったカレーダシがかなりコク深く美味しいものになってしまった 笑
シメのめしもメニューにあるので、これに投入したら絶対うまい。
なんとかその欲求を我慢して終了。
片付けもセルフで返却口へ食器をもっていく。
ということで、カレタマは、「カレタマ」という万人受けするメニュー一本で勝負するわかりやすいお店で、そのために様々なこだわりをしていることがわかった。
他のメニューを切り捨てているのが潔くて良い。
ときどきカレーうどんが食べたくなるときがあるので、そんなとき気軽に行ける店として人気がでるように思った。
ごちそうさまでした!
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