揚げアンコ餅とカネいりうどん @かなくま餅
かなくま餅
国道11号線を走っていると見えてくる「かなくま餅」の看板。
今回訪問したのは、お餅屋さんが営むうどん店「かなくま餅」。
看板メニューはもちろんお餅の入ったうどんです。
ちなみに「かなくま餅」といえば、同じく観音寺市内財田川沿いに「本場かなくま餅福田」さんという有名店があります。
この「本場かなくま餅福田」も、お餅屋さんが経営しているうどん店でお餅入うどんが有名です。
名前と看板メニューがほとんど一緒で「本場」という名前がついていることからして、なにやらお家騒動等があったのかもしれませんがそのあたりはよくわかりません。
「かなくま」というのは、このあたりの土地の古い呼び方のようです。
単に、同じ名前だと紛らわしいために「本場」や「福田」をつけたのかもしれません。
こちらのお店は、一般店。
店内は広めでちょっとした食堂のようです。
うどんメニューはひととおりあります。
定食メニューも充実しているようで、からあげ定食を食べている人が結構多くいました。
スパイスの効いたからあげとのことで美味しそうです!
こちらの看板メニューはなんと言ってもお餅入りのうどん。
なかでも、「かねもちうどん」がイチオシです。
ここは当然、
かねもちうどん小 460円
を注文しました。
こちらのうどんには、餅が入っているのですが、その餅は以下の4種類のなかから選ぶことができます。
あんなし
あんいり
あんなし天ぷら
あんいり天ぷら
アンコのありなし、揚げるかどうか、の4種類ですね。
一番ボリュームがありそうな、あんいり天ぷら、でお願いしました。
ほどなくして到着。
注文したとおり、白いアンコいり揚げ餅がのっています。
のっているのはそれだけではありません。
観音寺の名物「銭形砂絵」を模した「寛永通宝」天ぷら(香川では練り物も天ぷらといいます)が入っています。
さらに、真っ赤なエビちくわとワカメも入っています。
まずはエビちくわをいただきました。
一口大にカットしてあります。
口に含んだ瞬間えびのいい香りが広がります、うん美味しい。
想像以上にえびの香りと味があって美味しい。
単品で頼みたいレベルの美味しさです。
そして「寛永通宝」天ぷら。
典型的な練り物のお味ですが、味がしっかりしていて美味しい。
なにより、寛永通宝すなわち「カネ」ですから縁起がいい。
金運がアップしそうな予感がします 笑
ダシを一口。
かなりあっさり目ですね、お餅との相性を考えてあえてコクをおさえているのでしょうか。
麺は、やや細め、ツルツルストレートで、うまみはあまり強くありません。
チュルチュルと喉越しはよい麺です。
こちらの麺は香川県産小麦「さぬきの夢」を100%使用しているそうです。
いよいよアンコ餅を食べていきます。
揚げてあるので表面はカリッとしているようですが、すぐにダシに浸ってしまい、カリカリ感は味わえませんでした。
餅を切ってみるとなかからは、よくみるアンコがでてきます。
ダシにつけて食べてみましたが、これはイケますね。
アンコの甘みがダシの塩気で中和されていい塩梅になっています。
うどんの味にアンコが馴染んでいて全く違和感を感じることがありません。
おそらくアンコの量が調整されて控えめにしてあるのでしょう、うどんの味を邪魔することもありません。
うどんの具材として普通に美味しく食べることができます。
お餅部分が揚げてあるので程よくダシを吸ってさらに美味しくなります。
ということで完食。
すでに本場かなくま餅福田で、アンコ餅入りうどんを食べていたこともあって、安心してアンコ餅うどんを食べることができました。
毎日食べる味ではないかもしれませんが、うどん生活にちょっと変化をつけたいときに最適ですね 笑
今回発見だったのはエビちくわが美味しかったこと。
観音寺では定番のようですが、あまり見たことがありません。
今度観音寺でうどんを食べるときには是非とも、エビちくわを食べてみたいと思います。
ごちそうさまでした!
個人的評価(5点満点)
メン 3
ダシ 3
オプション 4
ロケーション3
サービス 3
コスパ 3
総合おすすめ度 3
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