麻婆丼うどんは本格的だが食べにくさと見た目に難あり @はなまるうどん多肥店
はなまるうどん多肥店
いわずとしれた全国チェーンのはなまるうどん。
「さぬきうどん全店制覇攻略本」によると、香川県内には少なくとも14店舗ほど支店があります。
少し前、さぬきうどんのファンは、はなまるうどんと同じくさぬきうどんの全国チェーン「丸亀製麺」にネガティブな感情をもっている、という趣旨のブログ投稿がネット上で話題になりました。
これに対し、さぬきうどんファンがはなまるうどんに対してネガティブな感情を持っているという声は聞こえてきません。
個人的な感覚では、香川県民は、はなまるうどんにかなりの好感を抱いているように思います。
これは、丸亀製麺が香川県内で2店舗しか出店していないのに対し、はなまるうどんが14店舗も出店していることにも現れていると思います。
その理由は様々考えられますが、丸亀製麺が香川県の会社ではないのに「丸亀」を名乗っていること。
その一方で、はなまるうどんが、香川県高松市発祥の会社であること、が大きな要因の一つだと思います。
地元の会社かどうかで好き嫌いが変わってくるのは、香川県民の地元愛の強さゆえかもしれません。
そんなはなまるうどんですが、定番メニューの他に期間限定でいろいろなメニューを出しています。
お客さんに飽きられないようにするチェーン店の戦略ですね。
今回気になったメニューが、
麻婆丼うどん
です。
ポイントは、麻婆うどんではなく、麻婆「丼」うどん、だということです。
実際限定メニューとして麻婆あんかけうどんもあるのですが、それとは別に麻婆丼うどんもあるのです。
お値段は小で590円、税込みだと649円です。
消費税が10%になったおかげて計算がしやすいです 笑
調理に時間がかかるようで、しばし待ちます。
麻婆丼うどん、はあまり注文がないのか、店員さんから麻婆あんかけうどんではないのか何度か確認されました。
うどん完成。着席していただきます。
麻婆丼うどんという名前から分かる通り、麻婆丼うどんは、うどんの上にごはん、そして麻婆豆腐がのっている食べ物です。
上から並べると、麻婆豆腐、ごはん、うどん、あんかけだし、という順番になります。
うどんにご飯を入れてしまうというのが、かなり斬新なアイデアです 笑
麺にご飯と炭水化物がダブルで入っており、炭水化物好きには最高です。
ご飯はうどんの上に浮いているので、そっと食べればご飯と麻婆豆腐だけを食べることができます。
麻婆豆腐は、見た目辛そうです、真っ赤なラー油がかかっています。
食べてみると見た目通り、ピリ辛。
花椒が入っているのか、しびれるような辛味もあってかなり本格的です。
豆腐も大ぶりで食べごたえがあります。
当然ご飯との相性もばっちり、普通に麻婆丼として美味しいやつです。
次に麻婆豆腐を、うどんに絡めて食べてみます。
うどんとの相性もいいですね。
ダシがあんかけダシなので、麻婆豆腐がダシに溶けて流れてしまうことがないので、しっかりと味がわかります。
麺は、ややもちっと感があるツルツルとした麺でコシは弱めです。
ごはんを食べたりうどんを食べたりしていくと、だんだんとご飯とうどんが混ざってしまいます。
そうなると、ご飯だけを食べるのは不可能になりますし、逆にうどんだけを食べることもできません。
このあたりはちょっと食べにくいと感じますね。
また見た目も気になります。
最初はきれいなのですが、どうしてもご飯が散らばってうどんに紛れて拡散されてしまいます。
言葉は悪いですが、そうすると見た目的にどうしても「残飯」感がでてしまいます。
人によると食欲がなくなるかもしれません・・・
ということで完食。
麻婆丼うどんという、オフェンシブなメニュー、その発想には脱帽です。
確かに美味しかったですが、正直一緒の丼に混ぜる必要あったかな・・、というのが率直な感想。
普通に別皿で提供してほしかった・・
まあそうすると、うどん+ミニ麻婆丼ということになり、なにも面白みがないので意味ないのはわかっているのですが 笑
いずれにせよなかなか面白いメニューだったので、楽しませてもらったはなまるうどんさんには感謝です。
今後も多くの人の発想を裏切る斬新なメニューを考案してほしいと思います。
ごちそうさまでした!
個人的評価(5点満点)
メン 3
ダシ 3
オプション 3
ロケーション3
サービス 3
コスパ 2
総合おすすめ度 3
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