アゴに自信のない人は要注意!強コシ極太麺 @ますや
ますや
連日の雨、どうしても遠くのお店に行くのが億劫になってしまう。
そこで、近所のお店のなかでも特に美味しかったお店に再度行ってみることに。
こちらのお店、美味しい極太うどんを出すお店として有名。
また、ホテル「大東京」という有名な?ラブホテルのすぐそばにある、ということでもよく知られている 笑
ホテル「大東京」は、全面オレンジ色の建物で、その力強いネーミングとともに、とても目立つ存在である。
12時ちょっとすぎに訪問するとかなりの行列、30人位。
さすが人気店、お昼時ともなるとこれだけの行列ができる。
行列と行ってもそこはうどん店。
驚異的な回転スピードの速さで、注文するまで10分程度待っただけだった。
この店はセルフで、注文と同時にうどんが出てくるので、注文してからうどんの完成をまつ一般店と待ち時間は対して変わらない。
こちらのお店のオススメは、釜揚げ麺に熱いかけダシを入れて食べる「釜かけ」なのだが、一度冷たい麺も食べてみたかった。
そこで、「ひやかけ」にするか、「釜かけ」にするか悩む。
行列のあいだ中ずっと考えていた。しかしなかなか決まらない。
こんな風に、どのうどんメニューにするか悩んで決まらないことは、うどん好きによくあること。うどん喰いあるあるだ。
そしてそんなときの解決策としておすすめしたい方法がある。
それは、「なににしますか」と言われた瞬間、とっさに自分の口から出てくる言葉にかけるのだ。
とっさに出てくる言葉は無意識から来る言葉である。そして、人は無意識下では意識下よりも遥かに沢山のことを考えているもの。
つまり無意識は自分にとってなにが今ベストの注文か理解している、それを信じるのである。
行列が進み、注文口までたどり着く。
「なににしますか?」
「冷かけの大で」・・・
どうやら今日の私のベストメニューは冷かけだったらしい!
冷かけは小220円、大は100円増しで320円である。
さらに、輪切りの玉ねぎにウインナー2本をくっつけた、玉ねぎウインナー天があったのピックアップ110円。
混んでいるものの、席に座れないほどではない。
カウンター端の席に座る。
こちらのお店は、かなり強いコシを持つ極太麺を出すことで有名。
その名前に恥じない麺の太さだ。
まず1本いただく。
ものすごいコシ!田舎麺と呼ばれる伸びのないコシではなく、むちっとして少し伸びがあるコシ。
密度が高く、一度の咀嚼では麺を噛み切ることができない。
しっかりとアゴを使って食べる麺だ。
そして噛み切ると、中から麺の旨みと小麦粉の風味が強く感じられる。
これは美味しい麺だ。
しかしコシがあまりに強すぎて、アゴに自信がない人には食べにくいかもしれない、要注意だ。
ちなみに、最近放送された「秘密のケンミンSHOW」という番組で、「香川県民はうどんを食べるときに、噛まずに飲む」という内容が放送されていたが、ごく一部の人を除き、噛まずに飲む人などいない。
ほとんどネタレベルのうそなので、信じないでもらいたい。
とくにこのお店のような極太麺を噛まずに飲むなどしたら喉がつまる、自殺行為である 笑
うどん好きな香川県民の持ちネタのひとつ、位に考えておくといいだろう。
ダシは、イリコよりカツオのような風味が強く感じた。
すっきりとはしているが、この剛麺に合わせるとなると、若干すっきりしすぎているような気がする。
玉ねぎウインナー天は、味も見た目もそのまんま。
でも玉ねぎが適度な甘さでなかなか美味しかった。
ということで、アゴを酷使して完食。
食後は本当にちょっとアゴがつかれた。
咀嚼力が衰えた高齢者の方には厳しい麺かもしれない。
この剛麺を冷たい麺で食べるとどうなるのか試したく、冷たいひやかけを食べたのだが、やはりすごいコシだった。
がっちりとしたコシを味わいたいひとには最適。
ちなみに、食べ終わったとき「釜かけにしとくんだった・・」と素直に後悔した(ひやかけは悪くない、とても美味しかったことに間違いはないのだが・・)。
ときには、無意識の選択も間違えることがあるのだ 笑
釜かけにすると、この麺のコシがもう少し柔らかくなり、麺自体のうまみが感じやすくなると思う。
はじめての人には釜かけがオススメだ。
このお店、前回来たとき、うどんの耳を無料で持ち帰れるサービスがあった。
うどんの耳は、生地を伸ばしたときの端の部分。
これを茹でていない生の状態で持ち帰れるのだ。
これを自宅で茹でて食べるとメチャクチャうまい。
家族で奪い合うように食べるくらい美味しかった。
その耳がないか、見てみたが本日はなし・・
日によって変わるのか、早いものがちでもう終わってしまったのか、、残念。
次は開店してすぐにでも行ってみよう。
ごちそうさまでした!
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