Word for Mac 2011 で縦書き文書を作成すると句読点や「」が左側によってしまう現象について

最近新しい書籍の出版が決まった。

それに伴ってパソコンで執筆をしているのだが、少々不具合が起きている。

私は、普段文書などを作成するパソコンとしてMacBook Airを利用している。

そのMacに、Mac用のマイクロソフトWordをインストールして、これに原稿を書いている。

普段は横書きで、文書を書くことが多いが、書籍の原稿を書くときには、Wordの書式を変更して縦書きにしている。

縦書きにしたほうが、実際の書籍をイメージすることができて、執筆がしやすいためだ。

今回も原稿執筆用にWordを縦書きに設定し、文書作成を開始したのだが、困ったことが起きた。

入力した句読点や、「」などの記号が、左側に寄ってしまうのだ。

うまく縦書き用に位置調整ができておらず、横書きと同じ句読点や記号の位置になってしまう。

これでは気になって、執筆がすすまない。

ネット上でいろいろと調べたところ、Word　for　Mac　2011が古いソフトであるため、すでにマイクロソフト社のサポートが終わっており、Macの新しいOSでの動作が保証されていないことがわかった。

要するに、新しいバージョンのWordに変えなさいということらしい。

Wordは今後も使うので、新しいバージョンを購入するのは全く構わないのだが、なんとなく他に方法はないかといろいろ調べてみた。

すると、使用するフォント次第では、きちんと句読点の位置が調整されることがわかった。

具体的には、osakaというフォントとDFPという単語がつくフォントは正常に入力できる。

フォントも癖があるとなんとなく気になるのでいろいろ試したところ、

DFP教科書体W3

というフォントなら、違和感がないことがわかった。

なのでしばらくこのフォントで執筆していくつもり。

もちろん、今後も不都合が起きそうなので、時期をみて新しいバージョンのWordに切り替えるつもりだが。

同じような現象で困っている人の参考になればと書いてみました。

それでは。